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2008年06月23日

-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」

先週土曜日のことなんですが。


ある 「高額紙幣」 の使える自動販売機でものを買ったと思ってください☆
もの及びジャラジャラとお釣りが出てきてそれを財布に入れてGO!。





ん?ジャラジャラと。。?





札。。とり忘れた。。。#


後ろに並んでいた男にネコババされ(コンチクショ~。泣)
一瞬にして「大貧乏」  に。
(・・自販機メーカー様、、お釣りは、札と硬貨、同時に出てくるようぜひ改善を望みます。。)




先週の釣行、中止#
(○千円分、節約しなきゃ。。トホホ。。)





てなわけで、気が向きました。。
(・・てゆーか釣行中止でネタがない。)

魁!ミノー塾☆-イトウ選抜コース-
第3回
「狙って獲るためのタックル選び(釣竿&釣り糸編)」です。


管理釣り場初心者向けです。

本記事の「注意事項」は、
前回と同じ、下記のとおりです。
(※注1:気まぐれなので、思いつきです。)
(※注2:思いつきなので、もう書かないかもしれません。)
(※注3:記事は私の主観で書きますので、どっかで間違ってるかもしれません。)




前回の続きになります。
話の流れが見えないと思いますので、
ぜひ、読んでみてください。

↓↓↓
(二時間目)-イトウ選抜コース②-「管理釣り場のイトウの習性」



さて、前回は、管理釣り場に4種類(A、B、C、D)のイトウがいるという話と、
各々のイトウは好む餌が違うという話でした。

当然好む餌に合わせた、タックル(釣り道具)を選ばなければなりません。
ミノーイングは疑似餌(小魚型ルアー)を使った釣りなので、
好む餌に合わせた「目指す動き」を演出しやすい
タックルを選ぶということですな。

動きの演出は、 「釣り糸」、「釣竿」、「リール」、「釣り人がつけるアクション」 
の4つで決まります。
(・・まあ、厳密にいいますと第5の要素もあるのですが、それはまた後日なんかの機会にでも。)

ただでさえ数の少ない(著しくコンタクトの確率の低い)対象魚です。
狙って釣っていこうとすれば、
タックル選びが重要になること、おわかりいただけると思います。


「目指す動き」を考える上で、
丁度良い絵が見つかったので、お見せしましょうか☆

しげの秀一センセイ著:イニシャルD 第34巻より引用。
講談社より絶賛発売中!おもろいです☆

A.
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」



C.
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」







なんとなく、わかります?


疲労度Aの魚が好むのは、Aの動きです。
いわゆる、「ジャーク」パターンによって作り出される、
パニックベイトとしての動き。


疲労度C+(完全にCだと食わないという位置付けなので。)の魚が好むのは、
Cのみ。
いわゆる、トゥイッチパターンによって作り出される、
死にそうな小魚の動き。

疲労度Bの魚は両者の中間ぐらいですかね。



さて、選ぶべき、「釣り竿」「釣糸」を考えて見ましょう。

最初に断っておきますと、弱い竿、弱い糸は論外です。
弱い竿は、竿自体が柔らかく曲がって力を吸収しまうため、
スプーン等のただ巻きの釣りには良くても、
竿を振ってアクションをつけるミノーイングには全く向きません。
まあ全力でブンブン振り回せば、アクションがつかないわけでもないですが、
大味なアクションしか出せず、細かい変化を与えることができません。

釣り糸は、ナイロンの場合、弱い糸ほど伸びる幅が大きいのです。
実は、「適度な伸び」は、
ミノーに自然な動きを演出する上で有効なことがあるので、
ナイロンラインの選択自体はナイスチョイスだったりするのですが、
竿をふっても伸びすぎでアクションが大味になってしまうと
誘えないので、問題外です。


要するに、
竿で言えば、どの程度強く、強い以外にどのような条件を併せ持つ竿を選べば良いのか?
釣り糸で言えば、強いのは当たり前として、
竿とのコンビでどのような特性の糸
が望ましいか?

ということになります。


疲労度Aの魚を専門で狙うなら、
強いバスロッド(ブラックバス用の竿)+強くて伸びの少ないライン(釣り糸)ですかね。
ビャッ!とミノーを動かすジャークパターンなのですから、
当然です。
ロッド(釣竿)は強すぎるってこともあまりないんじゃないでしょうか?


自分は面倒くさがりで使わないんですが、釣り糸も、
PE+フロロリーダーのようなものが、良いんでしょうね。
ナイロンですと、大きなダート幅をとろうとするのにはどうしても無理がでてきます。
(注1:PEというのは、ブレイデッドライン(編んだ糸)
とかいうやつで、要は「タコ糸」と思えばいいです。
全くといっていいほど伸びません。)
(注2:フロロというのは、フロロカーボン製ラインのことで、
ナイロンよりも6%ぐらい伸び率が少なく、
特に根擦れ等の対摩擦性能が優れています。
全くのびないPEだけだと糸が切れたり、
魚が暴れた時に釣り針がはずれやすい等の不具合が多発するため、
ミノーの前に、数メートル分つけるものです。
この衝撃緩和用の部分的な釣り糸は、ショックリーダーと呼ばれます。)



疲労度C+の魚を狙うなら、
少々事情が変わってきます。

そもそもAの動きに較べ、Cの動きを演出するのは、
はるかに難しいのです。


「生き物のように身震い・・・」って、
イメージできます?

まあ言葉で表すと「ユラッ」とか「ユラァ~」とかになるのでしょうが、
これが「できてるつもり」のことは多くても、
「本当にできている」 ことがすごく少ない。
毎回ホントに苦労しています。(苦笑)

魚って凄いよな~と思うのが、
ほんのちょっとした動きの違いがあるだけで、食ってきたり全く食わなかったり、逃げ出したりと
実に反応がシビアなところです。

さて、Cの動きを目指すには、
ただ強いだけのロッドではなく、
「緻密なアクションの与えやすさ」
「適度なしなり」
等の
要素が重要になってきます。

例えでいいますと、
以前本ブログで紹介した、パックロッド(シーバス用7フィート。約210cm)。
携帯性の良さと強さと安さ(?)を兼ね備えた良い竿なのですが、
やはり長くて重い。(苦笑)
この竿でイレギュラーに細かく刻んで、しかもギクシャク不自然にならないように
滑らかなアクションを出そうとすると、
相当神経を使います
Aの動きならともかく、Cはかなり厳しい。ナイロンラインを使っても厳しい。

やはり釣竿は、
「軽く」
「短い」ほうが
緻密な操作が圧倒的にしやすい

でもいわゆる「管釣りスプーン用のロッド」では、
先に書いたように
柔らかく曲がりすぎて大雑把なアクションしかつけられない。



個人的な見解でしかないですが、
以下の「釣り竿」と「釣り糸」の組み合わせは、
一つの「解」ではないかと見ています。


1/2.釣り糸
SUNLINE「Machinegun CAST Samurai Spilit」 6~12lb(ポンド)

・厳選されたナイロン素材でフロロカーボン並の高感度と結束力を実現(メーカー:談)
・・理由がちょっと?ではありますが、最初に使って以来、
感度の良さといい、適度な伸び具合といい、
調子が良いので、ずっと使い続けています。
フロロカーボン製ラインと較べると、やはり微妙に伸びが多いですかね。
かえってその微妙な伸びの多さが使用ロッド(釣竿)との組み合わせで
イトウを誘う上で「ジャストミート」しているように感じており、
使っています。
  
  

2/2.釣竿
OFT「Nei Pas de Chat(パドシャ)60」
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」


・チューブラー(中空)構造のカーボン製で、
 「軽く」「細く」「強い」ミノーイング用ロッド
・メーカ推奨適正ライン強度 2~6lb(約0.9kg~2.7kg)
・メーカ推奨適正ルアー重量 1.5~6g

・・「え?」こんな管理釣り場用の”華奢な”竿がイトウを狙って釣るための釣竿??
って思われた方もいるかもしれません。

無理もなく、
イトウの重量、ミノーの重量だけをちょっと考えてみても、わかります。
***********************************************************
60cmのイトウ =約2.0kg前後
65cmのイトウ =約3.0kg前後
70cm超のイトウ=約4.0kg前後
(全て実測による。)

7cmミノー =約7g超
9cmミノー =約10g超
11cmミノー=18.5g(※フラッシュミノーの場合)
***********************************************************

・・こんな華奢な竿使っているから、竿先をポキポキ折られちゃうんじゃないの?
と思われるかもですね。(笑)
ところが、実際は違い、
竿先が折れたのは、全てランディングを完了した後(!)なのです。

この竿は、強いだけでなく、
「軽くて」「細身で」「反発力が強い」を目指して作られたものなので、
(注3:軽いので、緻密な操作がしやすいのです。)
(注4:細身で反発力が強いので、2g程度の軽いプラグやスプーンも遠投が効くわけです。)
大物とのファイト時は、竿全体が
満月のようにキレイな弧を描き、
かつその強くて戻りの速いキレのある高弾力を持ってその強烈な引きに対抗します。

車に例えますと、
「大排気量、大パワー」の車ではなく、
「小排気量ながら、10,000rpmの超高回転までよく回ってパワーを絞り出す、
レーシング用のチューンドカー」
といった感じですかね。

まあ、もちろん、いいことづくめではありません。
細身の竿全体でハイパワーを絞り出している以上、
局部的な力の負荷には弱く、
・・ランディング後に釣り糸の垂らしが短い状態とか、
・・ランディング後にヨレた釣り糸が竿先にからんでしまうような状態
は意識して避けるようにしないと、
いとも簡単にポキン!と折れてしまいます。

・・最初竿先が折れた時、なんで折れたのかさっぱりわからなかったのですが、
たぶん、どっちかだったと思います。
2回目に折れたときは、ランディング後の魚が暴れて局部的な負荷が竿先にかかり、
(・・リールを巻きすぎて釣り糸の垂らしがほとんどなかった#)
ポキンと折れるのを目撃しましたので。
その後、さすがにイヤになり、
かなりの期間、先折れ#ロッドのままで使ってました。

今では万全を期して、ランディング後スプールをフリーにしてから、
フッキング解除作業にはいるようにしています。
折れなくなりましたですね。(苦笑)


で、話をもどします。
この竿、決して”華奢な竿ではない”ようにみています。


実際、このパドシャを使って、
9cmミノー(10g前後)やフラッシュミノー(18.5g)も
平気で遠投
してます。
(・・とはいえ、一応、若干ゆっくりめにウェイトを乗せる等
配慮はしてますが。)

75cm(4kg超)前後のイトウとも何度も格闘しています。
太くて折れにくい竿ではないので、
大パワーでグリグリ力任せに寄せてくるというわけにはいきませんが、
豪快に走る大物を、ズズッとキッチリ止めることも余裕を持ってできますし、
積極的に間合いを詰めていくようなファイトの仕方が
十二分に可能
です。
ロッドのベンディングカーブ(魚に引かれて曲がる角度)が
きつくなりすぎないようにだけは注意してますが、
それを守る限り、
ファイト中に不安を感じたことは全くないですね。
メーカー推奨値には通常”遊び(余裕値)”があるので、その余裕が思ったより以上にあるということなんでしょうか。


写真1
先々週獲った74cm。
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」


写真2
今週獲った73cm。
(・・今週は釣行してしまいました。代わりに欲しかった麻の半ズボンは購入をあきらめましたけど。苦笑。)
-イトウ選抜コース(3)-「狙って獲るためのタックル選び」


弱点(欠点ではない)としては、
パターンAのジャークパターンでは、バスロッドにはやや負けるというとこでしょうかね。
9cmミノーを使う場合、長距離のダートをビシーッと効かせるにはやはりパワー的に厳しい
です。
とはいえ、ロングダートを効かすのは無理でも、釣れないほど厳しくはないです。
疲労度Aの魚は、比較的食わせやすいからです。
但し、他の釣り人と競り合った時には、どうしても見劣りするというような感じでしょうか。


まあ、前回書きましたが、
そもそもにして、ほとんどのケースで、
疲労度B、Cの魚を相手にしなければならない
わけですから、
このロッド(釣竿)+ライン(釣り糸)の
組み合わせを基準として使うのが、
自分的にはBESTと感じています。

なによりも「緻密なアクションをつけやすい」というのは、
自分のようなトゥイッチかけまくりのスタイルのフィッシャーマンにとって、
大きなアドバンテージだと考えています。

まあ、世の中にはもっと緻密なアクションをつけやすい竿もあるかもしれませんが。
スカジットデザインズの「サスペンドHQ」なんて、お店で振ってみた限りでしかないですが。
かなり使いやすそうな気がしています。
振った感じは、パドシャに近いですかね。
でもサスペンドのほうがややスローテーパー気味、やわらか気味です。
しかし、価格が高い(苦笑)
パドシャは、値段がサスペンドの半分です。
スクリューシートの出来等、サスペンドのほうがさすがに高い分、明らかに良さそうですが、
まあ、このあたりは我慢できないことではないので、
良しと考えています。


さて、長くなりました。
もう一つのタックル、「リール」に関しては、
また別の機会にでも書こうかと思います。

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Posted by いないいないぱあ at 22:30│Comments(0)ミノーが好きっ☆
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