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Posted by naturum at

2008年01月06日

大鳥池のタキタロウ☆

新年にふさわしく、
夢のある話など。

釣りキチ三平がモデルとして取り上げ、一躍有名になった
「大鳥池のタキタロウ」についてです。
いわゆるUMA(未確認生物)の一種で、
1メートル以上あるという伝説の大魚です。



ちなみに釣りキチ三平の「O池の滝太郎」ではこのようになっています。

一.タキタロウはその昔よりO池に住む珍魚なり。
一.身の丈およそ三尺三寸(約1メートル)にて体側に斑点あり。
一.冷水を好み、直射日光を嫌う故、水底深く住み、時折水面に出ては餌をあさる。
一.食性は貪欲なれど、警戒心がすこぶる強く、敏捷にして人目につくことはまれなり。
一.秋には沢へ登りて産卵しその一生を終えるも死骸が発見されたるためしなし。
一.かつて幾百人これに挑みても釣られたるためしなし。
一.その身は白身の魚にて、美味なることこの上なし。

ちなみに、上記で赤字で記載したのは、
実存する(?)大鳥池のタキタロウの
特徴とされる伝承とおおむね重なる項目
です。


伝説や記録があるので、ちょっと整理してみましょう^^)


一.身の丈およそ三尺三寸(約1メートル)にて
体側に斑点あり。


1885年。タキタロウの記述がある最も古い文献として、
松森胤保の「両羽博物図譜」で、イワナの項目に記載があるそうです。

・・「大物ヲ瀧太郎ト云。五尺計(約1.5メートル)ノモノ大鳥川ヨリ流レクルコト有ルト聞ク」・・



一.冷水を好み、直射日光を嫌う故、水底深く住み、
時折水面に出ては餌をあさる。


1983年に魚群探知機を持ち込んで調査が行われたそうなのですが、
この時に反応した「2mの魚」のタナは、通常の魚のタナよりはるかに深く、
水温にして2~3℃の層だったようです。
ごく個人的な推測ですが、この温度はレイクトラウトの適水温と重なるんじゃないのかなー?
などと想像したりもしています。
タキタロウはレイクトラウト?(ないない。。)


一.その身は白身の魚にて、美味なることこの上なし。

1917年、水門工事の際に、2尾が捕獲される。
大きさは約1.5m。作業員が4日かけて食べ、めっぽう美味かったと伝えられている。
しかし、ハッキリとした記録があるわけではない。


うーん。。神秘ですな^^)。。

ただ、中にはちょっと眉唾もの(関係者の方見ておられましたらすみません。。)の
記録もあるっぽいです。

タキタロウの魚拓というのが、いくつかあるそうですが、
全て60cm~70cmぐらい。
確かにデカイですが、そのぐらいの大きさの魚は他にも結構いるので、
(イワナは湖では80cm超になるといわれています。)
三尺三寸にも及ぶ魚がタキタロウと考えますと、ちょっと説得力に乏しいですかね。


1985年の調査では、タキタロウらしき大物が捕獲されたとか。
この魚は大学の先生が鑑定しており、
「アメマス系のニッコウイワナ」か「オショロコマに近いアメマス」であるとされました。
ただこの個体の大きさは70cm。
肝心の大きさが三尺三寸に及んでないということで、
なかなか苦しいものがあります。

1982年には、以東岳という山の上から2~3m前後の巨大魚の群れが目撃されているそうですが、
比較対象物のない湖面ですし、ネッシーの目撃例がそうであるように、
大きさはあやしいとされているようです。


なかなか興味深いタキタロウですが、
ここまで検証してくると、
ある仮説が導き出されます。


「・・・よーは、デカイ岩魚じゃない?」

ただタキタロウにはもうひとつ大きな特徴がありまして、
それは、
・・・口が三口で下顎が上顎に食い込むほど曲がっており、巨大な尾びれを持ち・・・
というところ。
雑誌、アングラーズファンの付録DVDで「タキタロウ」に挑むDVDを見た人なら
この面構えを映像で見ているでしょう。(但し大きさは50cm弱でした。)


こうなると、
「やはりタキタロウはタキタロウで、
たまたまメーターオーバーの大型が捕獲されていないだけでは?」

という仮説も有力になってきます。



・・・さんざんひっぱってきましたが、
この辺の一つの科学的な謎解きを、
以下の雑誌の記事で読むことができます。

「Troutist vol.20」


なかなか面白い読み物でしたので、
釣具屋さんでバックナンバー等売っているのをみかけた際は、
手にとられてみてはいかがでしょうか♪


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Posted by いないいないぱあ at 12:50Comments(4)幻の魚を追う!

2007年04月17日

まぼろしの超大物を獲る!

前回のあらすじはこちら。
↓↓↓
『まぼろしの超大物。。』

管理釣り場の歴史も長く、世の中には計り知れない「超大物」が存在する(かも)といわれます。。

そんな、「まぼろしの超大物」との再会は意外と早くやってきたのです。
この日は天気の良い日でした。

朝一で推定6xcmのイトウをとりこみ寸前でバラしてしまったのですが、
日が強いせいか、その後の反応は全く思わしくありません。

何を投げてもチェイスなし。。
(注:私は基本的に、よほど気が向かないとミノーしか投げない人なので、他の人よりも余計思わしくなかったと思います。^^;。。

さあ困った。

この暑さ、光量だと大物はボトムに張り付いていると推察されますので、
とりあえず、ボトムを攻められる、まだ投げていないルアーを投げるしかありません。




・・・残るはお前か。。







(「透明君」)

「透明君」についての解説はこちら

『透明君☆』


もう半ばやけっぱちです。
でもトィッチだけはしっかりかけます。(釣れなくても頑張ってしまうのは、釣り人のサガですかねえ。。)


と、、、
沖目で「ズン!」と来ました。


「よいしょおーーー!!」
この手ごたえ、大物間違いなし。底に向かって走るってことはイトウさんでしょうか☆


「と、とと。。(思ったより重い?)


ギャッ、ギャッ、ギャーーー!!!


「うおー!(ドラグが水車のように・・・)」


これはちょっと異常です#(お魚、走りすぎです。)
普段私は6ポンド以上のラインを使っており、ライン強度一歩手前でキツメにドラグ調整をしています。
ですから、大物(60cm級)がかかるとドラグは勿論滑るのですが、
ここまで大量に引き出されたことはありません。

強引に巻いてばらさないよう、ラインブレイクという最悪の形で「ルアー付のお魚」にだけはしないよう、
ロッドが最大の仕事をする角度を作り、エッジをお腹にあててテコの原理で
耐えます。。


それでも、ドラグが、出る!出る!出る!


「!!!」


あまりの勢いに、嫌な予感がします。(・・スレ?なのか?)
大物がスレでかかったことがある人ならわかると思うのですが、
スレでかかった大物を釣り上げるのはおそろしく大変です。
お魚は基本的に自由に泳げるので、ものすごく重い。
まず浮かすのが大変で、そっから手前まで寄せてくるのも非常に重い。。
そのくせ、「流木を寄せてくるみたいな鈍い感触で全く変化がなく」、ハッキリ言って釣りとしてはあまり面白くありません。


ちょっと周りの人達が迷惑そうな表情になってきました。
そりゃあそうです。こんだけ縦横無尽に走り回られれば、大変な迷惑です。
私はお魚に合わせて陸上を歩き回ることはしない人なので、そういう意味ではまだ良いほうだと思うのですが、
ここまでラインを引き出されてしまうとお祭りもありえます。


もしスレならバラスのもやむなし!
ドンとボトムに居座って動かなくなった「奴」を、
ポンピングを使い、強引に巻いて引っ張りだそうとしました。

よーし。。半分ぐらい寄ってきたか。。



ギャッ、ギャッ、ギャーーー!!!



「ちょっと!?」


ここでまた疑問が。。
スレにしても、強烈過ぎ?
過去、60UPの魚がスレで釣れたことがあり、この時も難渋したものですが、
ハッキリいって全くここまでではなかったです。
(感覚では3倍以上。。)

「これはもしや、、1.5m超の化け物イトウなのか?」

こうなると、スレでもなんでも、なんとか釣り上げねばなりません。(ちょっと元気がでてきました。)
ポンピングを繰り返し、慎重に巻いてきます。


すると、、走る!走る!走る!

ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。

走る!走る!走る!

ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。


もう泣きそうです。全然弱ってくれないんだもの#
周りの人達も迷惑を通り越し、心なしか興味深そうな顔つきになってきました。
「ふーん。。なんだか本当にデカそうだな。。どんなんが浮いてくるんかな。。」
みたいな感じ。


ここで顔見知りのおぢさんがたまたまやってきました。

「おお!デカそーだなっ!手伝おうか?」



「・・・よ、よろしくお願いしますっ!(もうヨレヨレ#です。)」

ビッグネットTYPE-Rを擁しながら
自分でランディングできないとは情けないですが、背に腹は変えられません。

なんと掌の筋肉が吊ってきました。こんなのは初めてです。。
ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。


そしてついに・・・浮いてきた「奴」をおぢさんがランディング!!




!!!




・・いく年もの風雪を乗り越え、釣り人の針をかいくぐり、潤沢な餌をたらふく食べて巨大化した主のようなお魚。。
その警戒心のカタマリの化け物魚でさえ、

ステルス能力あふれる「透明君」の透明能力に
思わず油断してしまったんでしょうか。。

(複雑な気分です。)







幾年もの風雪を乗り越え、幾重もの釣り人の針をかいくぐり、潤沢な餌をたらふく食べて、
巨大化した主のような超大物
↓↓↓












確かに、、、ある意味で「超大物」。。。
(ウロコのでかさと胴回りの太さと重量だけは。。。)




・・・管釣りの歴史も長く、世の中には計り知れない”超大物”が存在するといわれます。
でも、でも、、、超大物君、、、君だけは・・・







「まぼろしのまま」でいてほしかった。。





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Posted by いないいないぱあ at 00:47Comments(4)幻の魚を追う!

2007年04月14日

まぼろしの超大物。。

・・実は、凄い大物と遭遇しました。


とはいってもこの時スレで釣り上げたのはウロコだったんですが。


この写真をご覧ください。




ちょっと わかりにくいですかね^^;。。



実は名作「釣り吉三平」の「イトウの原野編」でこんな場面があります。
・・・三平が釧路湿原で「大きなウロコ」をスレで釣り上げ、その大きさから
2m級の化け物イトウの存在を確信し、
地元のイトウ釣り名人「谷地坊主」と一緒に2mの大イトウに挑む話。



日本が誇る釣り漫画家「矢口高雄センセイ」の大名作「釣りキチ三平 イトウ釣り編Ⅰ」より引用。
講談社漫画文庫より絶賛発売中!



そう、ウロコで魚の大きさが推定できるのです。



ところでこのウロコです。実は「直径2cm」はあります。




私が今まで釣ったことのある最も大きい獲物は、67cmのイトウでして、
そのイトウのウロコでさえ、最も大きい部分で6~7mmだったように
記憶しています。
(イトウのウロコの大きさなどをなぜ記憶していたか?というと、上記「釣りキチ三平」の影響なんですね。)

今回のウロコの持ち主は単純に考えれば、、
「2m近く、少なくとも1.5m超のかつて見たこともないような超大物」
ということになります。


ここまで育つ大物というと、もう魚種が限られてきます。
レイクトラウトか。。
キングサーモンか。。
イトウか。。

レイクトラウトもキングサーモンも、大物は1.5m超にも達するという大魚ですが、
いかんせん、これらの魚種が管理釣り場に放流された記録はありません。

ではイトウなのか?
しかしながらイトウという魚は貪欲な食性の割には「非常に成長が遅い」魚でして、
自然下では1年で「10cm」、餌の豊富な養魚場でも「13cm程度」しか大きくなりません。
かつてはまぼろしとまで言われ、養殖技術が確立した現在でさえも「大変貴重な魚」といわれる所以です。
放流サイズのMAXが仮に60cmだとしても、
1.5m級に育つには、7年近く必要な計算になります。

ハイプレッシャーな管理釣り場で7年の間、釣り人の罠を逃れ、ペレットやマスを用心深く食って
大きくなった化け物イトウ。。

可能性としてはかなり少ないと思われるものの、全くありえない話ではないかもしれません。
なぜならイトウが一般的に管理釣り場に放流される様になってから、既に10年以上経過しているからです。
かえって最初からメーター級として放流されたイトウよりも、
小さいうちに一度釣られたりした分、その後用心深く狡猾になり、長生きしているとも考えられます。
ちなみにイトウは非常に長生きです。一説では20年以上ともいわれています。







・・・・・(作戦を考えています。。)







「”野ネズミ型特大ルアー”を買いに行くかっ!」「キャンドゥー(100均)」の釣具コーナーに。
(・・・恥ずかしいほど知恵がありません。。」)





・・・実は、あまり書きたくなかったんですが、、、
先日、このウロコの持ち主である「超大物」と二度目の遭遇(超絶ビッグファイト!)を
行っております。
(・・野ネズミ型特大ルアーは使いませんでしたが。)
私の愛用する3,000円リールの巻きが、「ガコガコ・・#」いうようになってしまったほどです。グリス塗っても戻りません(泣)。

更にこの時活躍したのが、実はなんと「あのルアー」でした。

(通称「透明君」)

「透明君」についてもっと知りたい方はこちら。。
↓↓↓
「透明君☆」


その時のもようは後日にでもまた。


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Posted by いないいないぱあ at 00:01Comments(0)幻の魚を追う!