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Posted by naturum at

2007年04月17日

まぼろしの超大物を獲る!

前回のあらすじはこちら。
↓↓↓
『まぼろしの超大物。。』

管理釣り場の歴史も長く、世の中には計り知れない「超大物」が存在する(かも)といわれます。。

そんな、「まぼろしの超大物」との再会は意外と早くやってきたのです。
この日は天気の良い日でした。

朝一で推定6xcmのイトウをとりこみ寸前でバラしてしまったのですが、
日が強いせいか、その後の反応は全く思わしくありません。

何を投げてもチェイスなし。。
(注:私は基本的に、よほど気が向かないとミノーしか投げない人なので、他の人よりも余計思わしくなかったと思います。^^;。。

さあ困った。

この暑さ、光量だと大物はボトムに張り付いていると推察されますので、
とりあえず、ボトムを攻められる、まだ投げていないルアーを投げるしかありません。




・・・残るはお前か。。







(「透明君」)

「透明君」についての解説はこちら

『透明君☆』


もう半ばやけっぱちです。
でもトィッチだけはしっかりかけます。(釣れなくても頑張ってしまうのは、釣り人のサガですかねえ。。)


と、、、
沖目で「ズン!」と来ました。


「よいしょおーーー!!」
この手ごたえ、大物間違いなし。底に向かって走るってことはイトウさんでしょうか☆


「と、とと。。(思ったより重い?)


ギャッ、ギャッ、ギャーーー!!!


「うおー!(ドラグが水車のように・・・)」


これはちょっと異常です#(お魚、走りすぎです。)
普段私は6ポンド以上のラインを使っており、ライン強度一歩手前でキツメにドラグ調整をしています。
ですから、大物(60cm級)がかかるとドラグは勿論滑るのですが、
ここまで大量に引き出されたことはありません。

強引に巻いてばらさないよう、ラインブレイクという最悪の形で「ルアー付のお魚」にだけはしないよう、
ロッドが最大の仕事をする角度を作り、エッジをお腹にあててテコの原理で
耐えます。。


それでも、ドラグが、出る!出る!出る!


「!!!」


あまりの勢いに、嫌な予感がします。(・・スレ?なのか?)
大物がスレでかかったことがある人ならわかると思うのですが、
スレでかかった大物を釣り上げるのはおそろしく大変です。
お魚は基本的に自由に泳げるので、ものすごく重い。
まず浮かすのが大変で、そっから手前まで寄せてくるのも非常に重い。。
そのくせ、「流木を寄せてくるみたいな鈍い感触で全く変化がなく」、ハッキリ言って釣りとしてはあまり面白くありません。


ちょっと周りの人達が迷惑そうな表情になってきました。
そりゃあそうです。こんだけ縦横無尽に走り回られれば、大変な迷惑です。
私はお魚に合わせて陸上を歩き回ることはしない人なので、そういう意味ではまだ良いほうだと思うのですが、
ここまでラインを引き出されてしまうとお祭りもありえます。


もしスレならバラスのもやむなし!
ドンとボトムに居座って動かなくなった「奴」を、
ポンピングを使い、強引に巻いて引っ張りだそうとしました。

よーし。。半分ぐらい寄ってきたか。。



ギャッ、ギャッ、ギャーーー!!!



「ちょっと!?」


ここでまた疑問が。。
スレにしても、強烈過ぎ?
過去、60UPの魚がスレで釣れたことがあり、この時も難渋したものですが、
ハッキリいって全くここまでではなかったです。
(感覚では3倍以上。。)

「これはもしや、、1.5m超の化け物イトウなのか?」

こうなると、スレでもなんでも、なんとか釣り上げねばなりません。(ちょっと元気がでてきました。)
ポンピングを繰り返し、慎重に巻いてきます。


すると、、走る!走る!走る!

ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。

走る!走る!走る!

ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。


もう泣きそうです。全然弱ってくれないんだもの#
周りの人達も迷惑を通り越し、心なしか興味深そうな顔つきになってきました。
「ふーん。。なんだか本当にデカそうだな。。どんなんが浮いてくるんかな。。」
みたいな感じ。


ここで顔見知りのおぢさんがたまたまやってきました。

「おお!デカそーだなっ!手伝おうか?」



「・・・よ、よろしくお願いしますっ!(もうヨレヨレ#です。)」

ビッグネットTYPE-Rを擁しながら
自分でランディングできないとは情けないですが、背に腹は変えられません。

なんと掌の筋肉が吊ってきました。こんなのは初めてです。。
ポンピング。。巻き巻き。。ポンピング。。巻き巻き。。


そしてついに・・・浮いてきた「奴」をおぢさんがランディング!!




!!!




・・いく年もの風雪を乗り越え、釣り人の針をかいくぐり、潤沢な餌をたらふく食べて巨大化した主のようなお魚。。
その警戒心のカタマリの化け物魚でさえ、

ステルス能力あふれる「透明君」の透明能力に
思わず油断してしまったんでしょうか。。

(複雑な気分です。)







幾年もの風雪を乗り越え、幾重もの釣り人の針をかいくぐり、潤沢な餌をたらふく食べて、
巨大化した主のような超大物
↓↓↓












確かに、、、ある意味で「超大物」。。。
(ウロコのでかさと胴回りの太さと重量だけは。。。)




・・・管釣りの歴史も長く、世の中には計り知れない”超大物”が存在するといわれます。
でも、でも、、、超大物君、、、君だけは・・・







「まぼろしのまま」でいてほしかった。。





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Posted by いないいないぱあ at 00:47Comments(4)幻の魚を追う!